高地性ネペンテスの栽培方法
気温 冬期は、日中の最高20〜25℃、夜間最低8〜12℃に加温して下さい。
春〜夏〜秋期は、日中最高で26℃以下、夜間は12〜18℃に冷やして栽培して下さい。
このため、夏場はエアコンなどでの冷房や、軽井沢などへの避暑が必要となります。
水槽栽培をして、冷水機で15℃くらいに冷やした水を 水槽内に循環させてやるのも良い方法です。
下記の写真を参照してください。
日照 冬期は、直射〜30%の遮光ネットの下で、 夏場は30〜50%の遮光ネットの下で管理します。
湿度 一年中高湿度を好むので、水槽やビニール袋に入れたり頻繁に霧吹きをします。
加湿器を使用してもいいでしょう。
潅水 冬場は気温が低いので、一週間に1〜2回程度、夏場は気温が高く 用土が乾燥しますので、
殆ど毎日潅水します。特に夏場の潅水は、 夕方〜夜になり気温が少し下がってからします。
植付け容器,用土 プラスチィック鉢を使用し、用土は赤玉土を主体にして、 日向土、桐生砂、富士砂,
鹿沼土等どれかを混ぜ、更にピートモスを1割ほど 加えてもいいでしょう。
注意点 ネペンテスの根は、脆いので植え替えの際あまり触って折らないようにして下さい。
冷房室 2009年7月3日よりエアコンを利用した栽培に変更しました。
詳しくは冷房室による栽培のページをご覧ください。
夏場はレイシー社の冷水器で、水温を18℃前後に
調整しています。
右側の発泡スチロールは貯水タンクです。
なお、冬場はヒーターで加温し水温を18℃前後
にしています。
揚水ポンプで汲み上げた水が、まず2段あるうちの
上側の容器に流れていきます。
容器に開けた穴より溢れた水が、下にある第2の容器に流れ込みます。 さらにこの容器から溢れた水が、発泡スチロールの貯水タンクに戻ります。