冷房室による栽培



2009年6月29日から7月3日にかけて 家の北側に、
1mx 2m のプラスチック製の冷房室を作りました。
エアコンは窓用の縦長なタイプを取り付けました。(右の写真参照)
冬は太陽光線が全く当たりませんが、夏は太陽が高い位置にくるので
1日に数時間は光が当たります。
この冷房室を利用する期間は、6月中頃から9月下旬の約3か月間です。
夜間の気温が20℃以下になるまでです。

余計な話ですが、暑さに弱い食虫植物をいくつか枯らしましたが、
その合計金額がエアコン1台分よりず〜っと高額になっています。

冷気を拡散するために、小型の扇風機を回しています。
室内の気温は、日中は30℃以下、夜間は22℃になるように
設定しています。
湿気保持のために、プラスチックケースに植物を入れています。

10月から4月頃までは、高温性のネペンテスと夜間最低気温16℃の
温室内で一緒に栽培しています。
4月くらいになり夜間最低気温が15℃以上になりましたら、
高地〜中高地産のネペンテスは、屋外の木の下に出して栽培します。
6月冷房室に入れるまで、約2か月間ですが、この間が一番元気に
ネペンテスが育ってくれるような気がします。

N. alba, N. albomarginata, N. copelandii, N. eymae,N. inermis,
N. jacquelineae, N. jamban, N.sibuyanensis, N. talangensis,
N. tentaculata, N. vogelii等です。